知ってた? 尿モレは、タイプによってケアの方法がちがいます!

特に女性に多いといわれている尿モレ。成人女性の約4割は失禁の経験者だそうで、軽い失禁なら大きな心配はいらないかもしれません。
でも、やっぱり尿モレの原因やケアが気になるという方のために、今回は、そのタイプや症状についてお伝えし、ケアについてわかりやすくご説明します。

 

【排泄】のしくみ

尿は腎臓でつくられ、尿管を通って膀胱で溜められます。そして、脳の命令によって、尿道から排出されます。これが【排泄】です。

膀胱がいっぱいになったら(膀胱で溜められるおしっこの量は、普通300cc500ccといわれています。)、当然、トイレに行きたくなります。それは、脳が「おしっこを出してよし」と命令を出しているサインで、一般には1日5回~7回くらいです。そのようにして、わたしたちは、膀胱に溜められた尿を、尿道を開くことで体外へ排出するのです。

それでは、尿モレはどうして起こるのでしょうか? それにはこんな原因があります。

 

尿モレの主な原因

尿モレには様々なタイプがありますが、主に以下のように分けられます。

【尿モレのタイプと症状】

切迫性尿失禁
症状:トイレに行きたいと思うと我慢できないでモレてしまう。トイレの回数が増え、モレやすい。
原因:膀胱が小さい、勝手に膀胱が収縮するなどが原因。膀胱炎、血管障害、パーキンソン病などに多い。

腹圧性尿失禁
症状:咳やくしゃみ、大笑い、立ち上がったり、走ったりと、お腹に力が入ったときに少量のモレ。出産後、更年期を契機に女性に多い。
原因:骨盤底筋が緩んだためにおこる。出産や更年期の女性ホルモン低下、老化で緩むことが多い。

溢流性尿失禁
症状:おしっこが出にくい。トイレから出てきた後に尿がじわじわと溢れてモレてしまう。ひどい頻尿ととらえることが多い。
原因:前立腺肥大による尿道閉塞や、糖尿病による神経障害、脊髄損傷、骨盤内の手術等でおこる。

機能性尿失禁
症状:トイレまで行くのに時間がかかったり、トイレがわからなかったりして、その間にモレてしまう。
原因:日常の生活動作の低下や痴呆症状で。

頻尿
症状:回数が多い。※頻尿の目安は、昼間8回、夜間3回以上
原因:切迫性尿失禁や溢流性尿失禁、多飲多尿、心因性など。

 

 

まとめ

尿モレといっても、症状や原因は人によって異なります。
自分のタイプをきちんと把握して、しっかりと症状と原因を理解し、正確な対処法や治療法を行うことが、尿モレ予防の第一歩につながります。有効なケアを検討し、実践していく事が大事ですね。