高齢になっても健やかな毎日でいられる腸内環境とは?

腸内細菌は年齢とともに変化していくのをご存じでしょうか?
60歳を過ぎる頃から外出の機会も減り、又運動不足により腸が非活発となり便通が悪化すると考えられています。
最近テレビや新聞などで、よく取り上げられている「腸内フローラ」の特集がずいぶん話題になりましたよね。腸内環境は免疫力や病気と大きく関係していることが分かってきています。
また、女性の便秘はよく耳にしますが、60歳を過ぎると男性も腸内環境の乱れが多くみられるそうです。では、高齢者の健康維持のためには、どのような腸内環境が好ましいのでしょうか。

 

腸内細菌の基本はこの2つの菌

腸内細菌の主役として有名なのが、ビフィズス菌と乳酸菌。それぞれおなかの中の住処が違って、主にビフィズス菌は大腸に、乳酸菌は小腸に棲んでいます。ビフィズス菌はおなかの調子を整える作用が強く、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
ビフィズス菌と乳酸菌を腸の中の主役とすれば、名脇役と言えるのがオリゴ糖と食物繊維です。いずれも腸の中でビフィズス菌の餌となり、ビフィズス菌の数を増やすたいせつな役割をはたしています。

 

つまり、ビフィズス菌と乳酸菌、オリゴ糖と食物繊維は一緒に摂るのが効果的。一般の食品からこの4つの成分をまとめて摂るのはなかなか大変ですので、サプリメントなどを積極的に活用するのが有効でしょう。

 

スティック1本で4つの成分を摂る

 

 

ビヒダスヨーグルト(400g)1個分以上のビフィズス菌が入っています。健康な乳児から発見された、ヒト由来のビフィズス菌で、生きたまま腸まで届きやすくなります。なんと発見から40年以上にわたり研究されています。
森永乳業が保有する数千の菌株の中から選び抜かれた、健康力をサポートする乳酸菌です。そのまま大腸に届いて、ビフィズス菌の増殖を助けます。水溶性食物繊維を配合しています。

 

 

腸内細菌とビフィズス菌

腸の中には細菌がいっぱいです。 私たちのおなかの中にはたくさんの腸内細菌が棲んでいます。その数は数百種類、百兆個以上にも及びます。その中には健康に良い働きをする“善玉菌”と健康に有害な働きをする“悪玉菌”、そして、どちらつかずの日和見菌の3種類の菌がいて、そのバランスがみなさんの健康状態に大きく関わっています。

 

加齢とともにビフィズス菌が減少!

生まれたばかりの赤ちゃんの腸の中には、“善玉菌”の代表選手、ビフィズス菌がたくさん棲んでいますが、加齢とともにどんどん減ってしまいます。特に成年期を過ぎたら、悪玉菌が優勢にならないように、ビフィズス菌を積極的に摂ることがすすめられます。

 

500億個のビフィズス菌BB536が入ったスティックで摂取

ビヒダスヨーグルト(400g)約6個分のビフィズス菌がスティック1本に入っています。健康にとって有用な働きをしている善玉菌の代表がビフィズス菌です。
森永乳業さんの培養技術により、高濃度にビフィズス菌を配合することに成功
したそうです。

 

 

注目のプロバイオティクス・ビフィズス菌

近年、腸内細菌が非常に注目されています。それは、腸内細菌のバランスが、便秘、下痢、そしてアレルギーばかりでなく、肥満や糖尿病、がんとも関係していることが解ってきたからです。
最近では、脳の機能にも関係しているということも明らかになりつつあります。
腸内細菌のバランスは加齢、ストレス、偏った食事などによって、容易に乱されてしまいます。その乱れたバランスを元に戻す方法として、最近、注目されているのが、ビフィズス菌や乳酸菌などの「プロバイオティクス」です。
特に、ビフィズス菌は腸内環境を整える作用が強く、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
さらに「プロバイオティクス」と一緒に摂取してもらいたいのが、オリゴ糖や食物繊維です。これらはビフィズス菌のエサとなって、もともと自分の腸の中にいるビフィズス菌の数を増やしてくれて、腸内環境を整えてくれます。
今後、さらに多くの病気の予防や治療に「プロバイオティクス」が用いられ、医療分野での応用がますます盛んになっていくと考えられます。

医療法人財団緑秀会 田無病院 院長 丸山道生